藍沢病院の御曹司で、花邸朔夜の主治医。
左目の上に、薬物で狂った朔夜に付けられた引っ掻き傷がある。
過去に妹(泉)を亡くしたショックで笑えなくなり、別の人格を生み出し二重人格になった。
現在は元の人格は薄れ、裏の人格が主人格になっている。
主人格を「カゲ」と称し、元の人格を「海」と呼ぶ。
海は、内気で怖がり。主に、病院勤務で仕事だけしていればいいという冷たい人格になった。
病気と向き合わない朔夜に厳しい事を言ったりする。
カゲは暴走族(紺碧華弾(コンペキノカダン))の総長で明るく、朔夜の気持ちも理解してあげられるいい相談相手に。
将来は美容の仕事をしたいと思っている。海の人格を消したい。
海とはカゲを消さない事を条件に、海が寝ている時、医師の仕事をしてほしいと頼まれている。
カゲはそれを飲む代わりに、夜、バイクで走らせろ、喧嘩させろという条件を出した。
喧嘩はダメ。でも、誰も殺さないなら喧嘩しても仕方ないと思うと言われ、約束が成立。
朝昼は非常勤医師を演じ、夜はバイクで道を爆走するという二重生活を送っている。
得意戦術:クラヴマガ/システマ(軍隊格闘技)。
いつでも捨身で行く危なっかしい朔夜に護身の動きとして得意な戦術も教えた。
海が長期に眠っていたことがあり、その間にたくさんの人をLFCで壊してきたことから、裏ではカゲの事を壊し屋だというものも…。
海はそれを知らない。
ある程度の人格は共有しているが、していないこともたくさんある。
カゲが眠っている時は、抗争中や爆走中困るので朔夜には人格のことを言っている。
カゲが眠っている時は、朔夜が守る。
カゲはめちゃくちゃ強く喧嘩っ早いが、海はめちゃくちゃ弱く、平和主義。